CSRT(クラニオ・セイクラル・リーディング・テクニック)システム、タイプ1のテクニック
〇理論
CRIなどのリズム調整と、骨盤、頚椎、頭蓋のバランス調整
基本はCSTを参考にしたバイオメカニックテクニック。
仙骨を中心とした骨盤調整と、後頭部を中心にした調整により、仙骨と後頭部の状態を整えることで、CSFの流れをよくして、免疫力を高めたり、自然治癒力を引き出す。その結果、筋肉は適度に緩み、内臓などの状態もよくなる。症状も消えることも多い。
CSRTは、CSTの一部の考えを参考にバイオメカニックな視点で、身体機能検査法を加え、骨盤、頚椎、頭蓋の調整を目的にしている。システムとして考えているため、基本的にはどんな人でもこの基本アプローチになる。
〇検査
うつ伏せで、
足の長短のチェック。
仙腸関節の可動性の検査。
L4などの腰椎可動性検査。
首や肩などの筋肉のチェック。
仰向けで、
股関節の可動性の検査。
腹部の触診(呼吸など)
脈の検査(東洋医学ではなく、バイタルチェック)
首の可動性検査。
足や頭部でのCRIのチェック。
〇テクニック
1・骨盤調整は、仙骨ホールド、アームブリッジによる仙腸関節を中心にした調整、S-L5調整、骨盤隔膜調整。この4つを丁寧に行う。この4つは基本的に触れているだけで、動かすことは少ない(アームブリッジとS-L5調整は多少動かすことはある)。CRIなどのリズムを感じることが中心になる。これは後の頚椎や頭蓋の調整をスムーズに行うための下準備的な施術になる。
2・OCC-C1の調整は、OCC-C1-C2の捻れを解消(C1という名の歪んで閉まっている蛇口の解放)することを目的にし、硬膜などの捻れを解消することで、CSFや脊髄内の神経エネルギーの流れをよくする。頭蓋(脳)からのエネルギーを上から下に流す。調整には頚椎の回転、上下運動、固定保持などを利用する。仰向けでC1を両側から固定保持し、少し頭を持ち上げ顎を上げることでOCC-C1間を開き、C1を中心にゆっくりと左右上下前後に回転等を伴った動きにより、OCC-C1-C2の中の脊髄のホースである硬膜などをできるだけ真っ直ぐにする。OCC-C1-C2の位置が適切な状態で固定保持。このとき首の筋肉の状態も確認。成功していると、温かい液が上から下に流れるような感覚がある。固定保持が長時間続くと受け手の首の筋肉など体が疲れてくることもあるため、何度か小休憩を入れながら頚椎の回転、上下運動、固定保持を繰り返す。これは一般的にはクラニオではなく、構造的な操作、調整を目的にしている。ただしCSFの流れをよくするため、クラニオの強力な補助となる。
3・最後に脳頭蓋ホールドを行い、左右の脳のバランスやCRIを確認する。必要に応じて、両手の手のエネルギーを使って、脳に刺激を与える(エネルギー指向の応用)。脳自体を直接的にリラックスさせることを目的にする。
*施術後検査を行い、体の確認をする。
参考図書「クラニオセイクラル・リズム」
〇理論
CRIなどのリズム調整と、骨盤、頚椎、頭蓋のバランス調整
基本はCSTを参考にしたバイオメカニックテクニック。
仙骨を中心とした骨盤調整と、後頭部を中心にした調整により、仙骨と後頭部の状態を整えることで、CSFの流れをよくして、免疫力を高めたり、自然治癒力を引き出す。その結果、筋肉は適度に緩み、内臓などの状態もよくなる。症状も消えることも多い。
CSRTは、CSTの一部の考えを参考にバイオメカニックな視点で、身体機能検査法を加え、骨盤、頚椎、頭蓋の調整を目的にしている。システムとして考えているため、基本的にはどんな人でもこの基本アプローチになる。
〇検査
うつ伏せで、
足の長短のチェック。
仙腸関節の可動性の検査。
L4などの腰椎可動性検査。
首や肩などの筋肉のチェック。
仰向けで、
股関節の可動性の検査。
腹部の触診(呼吸など)
脈の検査(東洋医学ではなく、バイタルチェック)
首の可動性検査。
足や頭部でのCRIのチェック。
〇テクニック
1・骨盤調整は、仙骨ホールド、アームブリッジによる仙腸関節を中心にした調整、S-L5調整、骨盤隔膜調整。この4つを丁寧に行う。この4つは基本的に触れているだけで、動かすことは少ない(アームブリッジとS-L5調整は多少動かすことはある)。CRIなどのリズムを感じることが中心になる。これは後の頚椎や頭蓋の調整をスムーズに行うための下準備的な施術になる。
2・OCC-C1の調整は、OCC-C1-C2の捻れを解消(C1という名の歪んで閉まっている蛇口の解放)することを目的にし、硬膜などの捻れを解消することで、CSFや脊髄内の神経エネルギーの流れをよくする。頭蓋(脳)からのエネルギーを上から下に流す。調整には頚椎の回転、上下運動、固定保持などを利用する。仰向けでC1を両側から固定保持し、少し頭を持ち上げ顎を上げることでOCC-C1間を開き、C1を中心にゆっくりと左右上下前後に回転等を伴った動きにより、OCC-C1-C2の中の脊髄のホースである硬膜などをできるだけ真っ直ぐにする。OCC-C1-C2の位置が適切な状態で固定保持。このとき首の筋肉の状態も確認。成功していると、温かい液が上から下に流れるような感覚がある。固定保持が長時間続くと受け手の首の筋肉など体が疲れてくることもあるため、何度か小休憩を入れながら頚椎の回転、上下運動、固定保持を繰り返す。これは一般的にはクラニオではなく、構造的な操作、調整を目的にしている。ただしCSFの流れをよくするため、クラニオの強力な補助となる。
3・最後に脳頭蓋ホールドを行い、左右の脳のバランスやCRIを確認する。必要に応じて、両手の手のエネルギーを使って、脳に刺激を与える(エネルギー指向の応用)。脳自体を直接的にリラックスさせることを目的にする。
*施術後検査を行い、体の確認をする。
参考図書「クラニオセイクラル・リズム」